板チョコといえばチョコレートのお菓子の中でド定番の商品ですよね!ほとんどの方が食べたことあると思いますが、その形を思い浮かべてみてください!
板チョコには必ずと言っていいほど、溝が入っていませんか??
あの溝は何のためにあると思いますか?チョコをパキッと食べやすい大きさに割るために入っていると皆さん思っていますよね!それが実は違うんです!!

レサ男くんはあの溝は何のためだと思う?

いやいや、その前に割るためじゃないというのが衝撃的過ぎる…

そうなんだよ。実は板チョコを作る過程で、あの溝は役に立つんだな!
板チョコの溝は何のため?
板チョコの溝は割るためではないというお話をしましたが、それでは一体何のためにあるのか!
実は板チョコを作る際に、効率を良くするためにあの溝がついているんです!ここから具体的にその理由を説明していきます!
理由① 表面積を増やすため
板チョコに溝がある理由その1は、表面積を増やすため!
平らな板状よりも、溝をつけた方が表面積が増えますよね?表面積が増えることによって何が良いかと言うと、空気に触れる面積が多くなり早く固まるんです!
板チョコは溶かしたチョコを型に流し込んで固めて作るのですが、固まる速度が速いほうが作る効率も上がるというわけです。さらに表面積を増やすことで、全体が均一に冷え固まるという効果もあるそうです。
理由② 型から取り出し易くするため
理由の2つ目は板チョコを成形するための型から取り出し易くするためとのこと。
板チョコの型抜きは、流し込んだチョコを逆さまにして、型の上からデモールダーという機械で叩いて下に落とすらしいですが、この際に溝がある形状の方が外し易いんですね。
割るためでは無い
溝がある理由を2つお伝えしましたが、いずれにせよ製造効率をあげるたのものであって、割るためではないんですね。
あの溝で割ろうとして上手く割れなかった経験ってありませんか?割るための溝では無いので、それもそのはずってことです(笑)別に不器用だからとかではないので安心してください(笑)
ちなみに余談ではありますが、板チョコと言えば森永、明治、ロッテが有名ですよね!この3メーカーで一番最初に板チョコを製造したのは森永(当時の名前は製菓卸業森永商店)で、続いて明治、ロッテの順だそうです。
話が逸れましたが、板チョコの溝がある理由はわかりましたか?実際に板チョコを食べる際は多くの人は割りながら食べると思いますが、もし溝で上手く割れなくても、「これはそのためじゃないから仕方ない…」と諦めて食べるようにしてください!(笑)