「ムンクの叫び」への誤解と意味

ムンクの叫びは叫んでいない 生活

「ムンクの叫び」と呼ばれている絵画は皆さんご存知ですよね!非常に有名な絵画なので、誰もが一度は目にしたことがあるかと思います。

ムンクの叫び

今回の記事はそんな有名な「ムンクの叫び」のよくある誤解と絵の意味にについてです!

「ムンクの叫び」への誤解

「ムンクの叫び」は非常に有名な絵画でありながら、多くの人から誤解されがちな点が2つあるんです!それが下記の2点。

  1. 「ムンクの叫び」という作品名だと思っている。
  2. 絵の人物が「叫んでいる」と思っている。

皆さんはどうですか?もし上記のように思っていたらそれは勘違いですよ!それではこの2点について解説していきます。

作品名は「叫び」

よくある誤解の一つは作品名が「ムンクの叫び」だと思っているということ。確かにこの作品を言う時に「ムンクの叫び」と呼ぶことが一般的なため、そのまま作品名だと思ってしまっても仕方がないかもしれません。

この作品の名前は「叫び」です。

では「ムンク」とは何かと言うと、この作品の作者の名前です。エドヴァルト・ムンク(1863-1944)という方で、ノルウェー出身の画家です。

つまり、ムンクが描いた「叫び」という意味で「ムンクの叫び」と呼ばれているということです。「あれ、ムンクの叫びを描いた人って誰だっけ?」なんて言わないように気をつけてくださいね(笑)

絵の人物は叫びを聞いている人

もう一つのよく勘違いされる点は、中央に描かれている両手を耳に当てている頬の痩けた人物が叫んでいると思われていること。

実はこの人物は叫んでいるわけでなく、叫びを聞いている人なんですね。詳しくは次項でこの絵の表現していることを解説していきます。

ムンクの叫びの意味

この絵の意味について解説していきます。諸説ありますが、ここで説明している説が一番有力と言われています。

前項で絵に描かれている人物は叫んでいるわけでなく、叫びを聞いている人という説明をしましたが、では何が叫んでいるのでしょうか。それは周りの自然。わかりやすく言うなら幻聴のようなものです。

この絵はムンク自身の実体験が元となっているという説があり、その根拠とされる体験がムンクの日記に残されています。

私は二人の友人と一緒に道を歩いていた。日が暮れようとしていた。突然、空が赤くなった。私は立ち止まり、疲れを感じ、柵によりかかった。そのとき見た景色は、青黒いフィヨルドと町並みの上に炎のような血と舌が被さるような感じだった。友人は気にせず歩いていたが、私は不安に襲われてその場に立ちすくんだ。そして私は自然を通り抜けていく無限の叫び声を聞いた。

この体験を絵にしたものが、「叫び」だと言われています。この日記を見る限り、ムンクは精神的に病んでいて、その影響で感じた幻覚や幻聴のようなものを表現したと推測できますね。

まとめ

ムンクの「叫び」についてのお話でしたがいかがだったでしょうか。私自身も、この記事を書くまでは完全に勘違いしてました(笑)

ここまでの話をまとめると…

  1. 作品名は「叫び」、作者が「ムンク」
  2. 描かれている人物は「叫び(幻聴)」を聞いて、耳を塞いでいる人

これだけ有名な絵画であっても、知らないことって実は多いんですね。よく有名な絵画を目にすると、興味の無い人にとっては「え、こんなの小学生の落書きじゃんw」とか思っちゃうかもしれませんが、絵には一つ一つ作者の思いや表現方が詰め込まれているものなので、そんな方もこれからはその意味を考えながら見ていくと、面白いかもしれませんね!なんか最後にカッコいいこと言ったな自分(笑)